これから保育園を探す0~2歳児のママさんパパさんに向けて、小規模保育園、大規模保育園の両方を経験した視点から、小規模保育園のメリットとデメリットをお伝えする記事です。

0歳児クラス小規模保育園、1歳児クラスからは大規模保育園で両方経験したよ!
引っ越しして転園したんだー

小規模保育園を選ぶ際に、不安や疑問に思っていたことに答える形で
小規模保育園のメリットとデメリットをお伝えします!
- 従来の保育園しか考えていない人
- 家の近くに小規模保育園がある人
- よりきめ細かな保育を求めている人
- 小規模保育園に預けても大丈夫か不安を感じている人
小規模保育園でも全く問題ない!むしろ私は小規模保育園で良かった。
▢メリット
- 外遊びもしっかりしてくれる。
- 社会性はまだ育っていないため、園児の人数は少なくても問題ない!
- 余裕ある保育者としっかり愛着形成が出来る!
- 行事・荷物・通園・通勤の負担が少ない。
▢デメリット
- 3歳児以降通えない(2歳児クラスまでで、年少クラスからは転園が必要。)
- 提携している保育園に推薦枠はあるが、確約されている訳ではないため、3歳児以降の保育園探しが必要となる。
小規模保育園って実際どうなのか?小規模保育園に対する不安を解決!
小規模保育園とは、0~2歳の子どもを保育する事業で、少人数(定員6から19人)を対象に、家庭的保育に近い雰囲気のもと、きめ細かな保育を行う場所です。
4月時点で0歳~2歳である年度まで、就園できます。
下記、息子を通わせるにあたり、当時不安や疑問に思っていたことに答えていきます。
小規模保育園は園庭が無い(狭い)が、運動はさせてくれるのか?
息子の園では、ほぼ毎日運動させてくれました。
幼児期に適切な運動をすると、丈夫でバランスのとれた体を育みやすくなる。特に運動習慣を身に付けると、身体の諸機能における発達が促されることにより、生涯にわたる健康的で活動的な生活習慣の形成にも役立つ可能性が高く、肥満や痩身を防ぐ効果もあり、幼児期だけでなく、成人後も生活習慣病になる危険性は低くなると考えられる。
乳幼児の時期に体を動かすことは、とても大切なことです。
体や脳を鍛える基礎となります。
小規模保育園では、園庭が無いもしくは狭い場所がほとんどです。
そのためか、通っていた園では、ほぼ毎日近くの公園に連れて行ってくれていました。
園児が少ないから、移動もしやすいのか、30分でも限られた晴れ間でも連れて行ってくれていました。
近所の小規模保育園でも、いつも決まった時間に公園で遊んでいます。
0~5歳までの大規模保育園では、一見、園庭が広く魅力的ですよね。
ただ、各学年交代で使用するため、毎日外で遊ぶとは限りません。
保育園選びのポイントの一つになりますね。
園児が多い大規模保育園の方が、社会性が育つのでは?
まず、お友達の存在を意識するのは、3歳以降とされています。
社会性が身につくのは、それからです。0~2歳児に関しては、園児が多いから良いという時期ではないです。
0~2歳児はまだまだ完全に自己中心的です。
たまにお互い顔を合わせてにこにこする姿を見て微笑ましくなりますが、基本的には「個」の中にいます。
他の子が遊んでいるのをじっと見たり、自分の遊びに集中する時期です。
2歳前後で、たまに他の子と同じ遊びをしていますが、やりとりはなく、相手に関心は無いようです。
それよりも、乳児期は、親や保育者との愛着形成が大切な時期です。
しっかり、目を見て話して信頼関係をつくる時期にしたいですね。

小規模保育園では保育士さんの数は揃っているの?
小規模保育園(A型、B型)では認可保育所より配置人数に1名追加配置することになっているため、保育士さんの数が多く、きめ細かな保育が期待できます。
※小規模保育園の種類(A型、B型、C型)については、子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)13頁をご確認下さい。
例えば、0~2歳児で注意すべきことの中に、「うつぶせ寝」「食事」「誤飲」があります。
食事については、手づかみ食べをして、自分の口に入れる量を学んでいく時期です。
少し目を離すと、お口にたくさんご飯を入れてのどを詰まらせてしまいます。

トイレットペーパーの芯に入る大きさのモノは、飲み込めると聞いたことがあるよ。

そうなの!乳児期は、一日中目が離せないのだ!
なかなか目が離せない時期、保育士さんがしっかり看てくれていると安心しますよね。
息子が通っていた園では、連絡帳以外のことを送り迎え時によく話してくれました。
担当でない保育士さんからも、息子の様子を教えてもらえるなど、園全体で看てもらえている印象です。
保育士さんが余裕をもって看てくれる環境だと安心しますね。
手厚い環境だと感じました。
小規模保育園の行事や毎日の荷物はどうかな?
行事・荷物は少ないことが多いです。
行事に関しては、0~2歳児なので運動会やお遊戯会がありません。
さみしいなと思うかもしれませんが、そもそも規律ある行動が出来る年齢ではないので、私は無くても問題ありませんでした。
また、一年間のスケジュールを確認して、お仕事を休まなければいけない日をあらかじめ把握しておくこともお忘れなく…
荷物に関しては、園に確認が必要ですが、息子の保育園ではオムツも保育園で捨ててくれるため、持ち帰らなくて良かったです。
毎日の荷物が少ないのは、ワーママさんには大助かりですよね。
小規模保育園は通勤・通園に便利か⁇
ここは、ご自宅の立地条件にもよりますが、最近は小規模保育園の数が増えてきています。
通勤、通園に無理のない立地の保育園を選んで下さい。
駅から近いかどうか、駐車場は止めやすいか、雨の日の通園方法など、実際に登園が始まってからの行動をシミュレーションしてみて下さい。
ママやパパが通勤、通園に疲れては意味が無いので。。
まとめ:あえて小規模保育園でも良い!
0~2歳であれば、小規模保育園でも全く問題ない、むしろお勧めです。
デメリットとしては、3歳以降通えないの1点です。
3歳以降は近くの保育園に推薦枠がある場合もありますが、あくまでも推薦枠なので保証はないです。3歳以降の保活が必要となります。
▢メリット
- 外遊びもしっかりしてくれる。
- 社会性はまだ育っていないため、園児の人数は少なくても問題ない!
- 余裕ある保育者としっかり愛着形成が出来る!
- 行事・荷物・通園・通勤の負担が少ない。
▢デメリット
- 3歳児以降通えない(2歳児クラスまでで、年少クラスからは転園が必要。)
- 提携している保育園に推薦枠はあるが、確約されている訳ではないため、3歳児以降の保育園探しが必要となる。
小規模保育園も視野に入れて、必ず保育園へ見学に行きましょう!
(参考)保育園選びのポイント
- お散歩(外遊び)の頻度
- お昼寝や食事の安全性(しっかり見てもらえる体制が整っているか)
- 日常に必要な荷物の量(手作り類があるか、オムツは持ち帰りか等)
- 1年間の行事の確認(仕事を休まなければいけない日がどれくらいあるか)
- 保育園の立地(通園、通勤に無理はないか)
- 預かり時間
- 園児に対して保育士の数
- 教室内の清潔さ
- 教室内のモノが整理されているか
- 園の方針
- 園児の様子
ぜひ、直接園へ足を運んで、園児の様子や保育士さんとの会話で判断して下さいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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